2月も後半ですが、寒さがぶり返すと同時に、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎のピークも長引いています。当院でも、先週から胃腸炎患者さんが増えています。ノロウイルスは、感染力が非常に高く、空気感染に近いくらいのちょっとした接触でも同じような症状が出てしまうことがあります。少しの不調で症状が軽かった人が気付かずに感染を広げていることもあり、それが集団感染につながったりするため注意が必要です。気持ち悪さ、吐き気や嘔吐、腹痛や下痢などの症状がある場合は、触ったものにウイルスが付着してしまわないように、飛沫や排泄物の消毒や手洗いを徹底し、二次感染を防ぐようにしましょう。