2025年5月14日(水)KBC ぎゅっとに院長が出演しました!

各地で25℃を超える日があり、熱中症になる方が増えてくる季節になりました。本格的な暑さを前に熱中症の予備軍となる「熱あたり」に十分気をつけていただきたいと思います。この「熱あたり」とは、熱中症のなりかけの状態、軽度の熱中症の状態をいいます。熱あたりの症状は、頭痛や微熱、倦怠感、夜眠れないなどの症状が現れます。これらの症状がひどくなると熱中症の危険が増します。今すでに熱あたりの症状がある方は、放置してしまうと症状が悪化し、熱中症につながりますので十分に気をつけましょう。「熱あたり」になりやすい方は、温度や湿度が上がったときに体温のバランスをとることが難しい人です。対策としては、暑熱順化といわれています。体は汗をかくことで体温を調整してくれる仕組みがあり、暑熱順化が進むと汗をかきやすくなり、体に溜まった熱が冷えやすくなります。暑熱順化になるには数日~2週間前後かかります。熱中症は梅雨時期から注意が必要ですので、まさに今、暑熱順化をされるのが適当だと思われます。日頃運動する機会がある方は、ジョギングだと15分、サイクリングは20~30分を週に2~3回、あまり運動をされない方は筋トレやストレッチを毎日か1日おきを目安に15~20分するとよいでしょう。入浴もシャワーだけでなく、40℃のお湯に15分ほど浸かり、睡眠をしっかりとりましょう。

 

 

 

2025年05月19日