10月末になり各地で今季一番の冷え込みを観測し、体調不良の方が続出しております。全国のインフルエンザ感染者数が去年より1ヶ月早く1万人を超え、福岡県でも前の週と比べて1.26倍増加しています。当院でも、急な温度変化に体がついていけず、自律神経が乱れることで起きる「寒暖差疲労」の方が多く受診されてます。風邪かと思っていたらなかなか本調子に戻らず再受診されて寒暖差による「バテ」だったということがありました。寒暖差疲労の症状として倦怠感や頭痛、不眠などがあります。睡眠不足や生活のリズムが乱れると食欲が悪くなったり、だるくなったりすることもあります。寒暖差疲労を防ぐには、自律神経を整えることが大切です。服装で温度調節をする、ウォーキングやストレッチなど適度な運動を行うなど、規則正しい生活、質の良い睡眠、バランスの取れた食事を心がけましょう。

