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外科治療ができる内科クリニックです。

開院して2ヶ月半が経ちました。苦痛が少ない胃カメラ・大腸カメラ、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常症などの慢性疾患、咽頭炎、扁桃腺炎などの耳鼻科疾患、胸痛や腹痛などの急病、膀胱炎や前立腺肥大症などの泌尿器科疾患など多岐にわたり診療してまいりました。早期大腸癌の大腸カメラによる日帰り切除も行いました。

 

その中でも当院の特徴でもある外科治療ですが、巻爪、皮膚の出来物、皮膚の下のしこり(粉瘤や脂肪腫)、痔などの肛門周囲の手術は20件近くに(週に2件ペース)及んでいます。お隣が小学校ということもあり、ケガで来院され縫合などの処置にも対処しています。当院で対応が困難な外科的疾患は関係協力病院へ紹介させていただいています。

 

地域のかかりつけ医として、内科疾患はもちろんのこと、上記のような外科的な治療も含めて質の高い医療を提供していきたいと思っています。

2020年12月24日
体がだるい。頭が重い。食欲がない。お困りではありませんか?

最近、体がだるい。頭痛や肩こり、食欲低下など、原因が定かではないけど体調が優れないという患者さんが少なくありません。

 

当院ではこのようなどこが悪いのか分からないような患者さんに対して、いろんな検査や問診をもとに疾患を絞り込んでいき、満足のいく治療ができるよう心がけています。例えば心臓の機能が低下している人(心不全)、甲状腺の機能低下などでも倦怠感がありますし、女性では更年期障害や閉経後のホルモンのアンバランスによるもので頭痛や肩こりが起きたりします。

 

どこにもかかったことが無い患者さんが頭痛で来られ、高血圧や心臓の病気が見つかり、治療により症状が改善することも多く見られます。以前からなにかの病気で治療中であった方もそうでない方も、お困りの際は是非ご相談ください。

2020年12月17日
苦痛が少ない大腸カメラの技術

当院のホームページにも載っていますが、井上さとし内科では苦痛が少ない大腸カメラを行っています。

 

大腸を伸ばしながら挿入していく昔の方法と違い、現在、内視鏡を専門とされている殆どの医療機関では軸保持短縮法という、大腸を折りたたみながら挿入する方法で苦痛が少ない検査を実現しています。しかしながら、体型や大腸の長さ、おなかの手術をされたかどうかなどの条件によっては、どうしても違和感や痛みを伴う方がいらっしゃいますので、そういう場合は、眠くなる薬や、痛み止めの薬を使いながら検査をします。

 

井上さとし内科ではこういった、挿入が難しい患者さんには浸水法という、温かい水を入れながら文字通り浸水した大腸の中をくぐりながら挿入する方法も導入しています。2007年にアメリカで導入されたこの方法により、さらに挿入が楽にでき、患者さんの負担も少なくなっています。空気があると大腸が膨らんでしまって、手繰り寄せるのが困難になりますが、浸水法では、大腸が水の重さで横たわったままになるので楽な挿入ができるのです。

2020年12月08日
皮膚及び皮下(皮膚の下)のしこり

最近、井上さとし内科には皮膚や皮下のできもので来院される方がいらっしゃいます。当院は外科の治療は得意分野の一つです。

 

特に粉瘤(粉瘤)というできものがあり、これは何らかの原因で皮膚の下に袋状の構造物ができてその中に皮膚や皮脂の老廃物などが溜まってできるできものですが、感染などを起こすと皮膚を切開して中の膿を出すだけの処置で治りますが、その場で皮膚を縫わない(縫って閉じてしまうとまた感染してしまうため)上に、何度か来院して傷の処置をする必要がありますので治るまでに時間がかかります。最近は感染を起こしてしまって来院される方が多い傾向にあります。

 

一方で感染を起こさない状態で手術すると袋ごときれいに取れますので、皮膚はきれいに縫うことができますし、傷跡も比較的きれいに治ります。

 

その他、脂肪腫といって脂肪のかたまりのようなできものが皮下にあることに気づいて来院される方もいらっしゃいますが、基本的には局所麻酔をして切除して病理(顕微鏡検査)で確認します。大きくなる場合はまれですが悪性のものもありますので、皮膚や皮下の出来物でお悩みの際はぜひご相談ください。

2020年12月06日
鼻から胃カメラ

今日は胃カメラの話です。当院で胃カメラを受けられる半数以上の患者さんはご本人の希望もあり、眠ったまま口から胃カメラをしています。もちろん、患者さんは楽ですし良い方法だと思います。

 

ところが、眠るお薬(鎮静剤)を使用しても、「オエッ」という咽頭反射はある一定の患者さんでどうしてもコントロールができません。もちろん、患者さんは検査中の「オエッ」の記憶は無いので、満足されていますが、実は医師にとっては咽頭反射があると検査自体が難しい場合もあります。何とか質を落とさないように検査をしていますが、看護師さんに手伝ってもらうなどマンパワーを取られることも少なくありません。

 

これに対し、鼻からの(経鼻)胃カメラは舌の奥(舌根)にカメラが触れないためほとんど「オエッ」がありません。数%の患者さんは鼻を痛がるといったデータもありますが、きっちり麻酔をかけて、無理のない挿入を行えば楽にできる検査です。実際、鼻からの胃カメラの9割以上の患者さんが次も鼻からを希望されます。

 

鎮静剤のリスクがない上、検査後、車の運転やお仕事にもすぐに行けるといったメリットがあります。また、当院の経鼻胃カメラは画像、明るさ画角も口からの胃カメラとほとんど性能が変わりませんので、正確な診断のクオリティーを保ったまま楽に検査ができます。今まで眠って胃カメラを受けていた方で時間や検査後の運転などが気になる方は是非一度、鼻からの胃カメラを検討されてはいかがでしょうか。

2020年12月04日
スタッフ紹介5

みなさま、こんにちは。井上さとし内科の新しいスタッフをご紹介します。

受付で皆様をお迎えする杉本さんです。

以下のアンケートに答えてもらいました。来院の際にはぜひお声掛けくださいね↓↓↓↓↓

 

Q1.患者様への対応で心がけている事は何ですか?
患者様の気持ちに寄り添って笑顔で対応出来ることを心がけています!

 

Q2.お休みの日は何をしていますか?

お休みの日はアニメ、音楽鑑賞や、ショッピングに出掛けたりします!

 

Q3.好きな食べ物、美味しいお店などお勧めの食について教えてください。

好きな食べ物は、ハンバーグともつ鍋、甘い物全般が好きです!(笑)
一藤というもつ鍋屋さんが美味しいです!

 

Q4.今後の目標は?

地域に貢献できるクリニックになるよう精一杯頑張りたいです!

 

杉本さん、ありがとうございました。これから一緒に頑張りましょう☺

2020年12月03日