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2024年4月23日(火)FBSめんたいワイドに院長が出演しました!

今回は「熱中症」についてお話しさせていただきました。

27日(土)からゴールデンウイークがはじまりますが、今年のゴールデンウィークは10年に一度の暑さになり、平均気温が平年と比べて1.9℃以上、上昇することが予想されています。気温が高くなると警戒が必要なのが「熱中症」です。5月は温度差が激しくなるので、今まで涼しかった所が急に暑くなることによって、それに体が対応できなくなって熱中症の患者が徐々に増えてくるという報告があります。暑熱順化(しょねつじゅんか)をすることで予防につながります。暑熱順化とは体が暑さに次第に慣れていくことで、個人差はありますが、数日から2週間程度かかるといわれています。

暑さに体を慣らすには運動が必要です。屋外の場合は 30分程度の軽いランニングやウオーキングを週2~3回、屋内の場合は毎日15分程度の筋トレ・ストレッチを行うことが効果的です。今の時期から水分をしっかり取りながら運動をし、汗をかきましょう。また、ぬるま湯くらいのお風呂に入って血管を開いたり、汗を流したりすることで、これからの季節に合わせて準備することが大事だと思います。危険な暑さと感じたときには、不要不急の外出はできるだけ控えて、暑い中では無理をせず、熱中症予防に努めていただけたらと思います。

 

 

2024年4月3日(水)FBSめんたいワイドに院長が出演しました!

今回は「麻疹のワクチン接種」についてお話しさせていただきました。

先日もお話しさせていただきましたが、今年に入り国内で麻疹の感染が確認されています。福岡県では2021年を最後に麻疹の感染者は出ていませんが、ワクチン接種の希望者が増えています。麻疹の感染力は極めて強く、抗体がないとほぼ100%発症すると言われていますが、2回のワクチン接種で約99%感染を防げます。まずは母子手帳などで、ご自身が抗体を持っているか確認してください。それでもわからない場合は、自費で血液検査をし、抗体があるか調べることができます。当院でもワクチン接種を受け付けており、予約制となっております。当院の受付、またはお電話でワクチン接種のご希望の時間と日にちのご予約をお願いいたします。

 

 

2024年3月25日(月)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

今回は「麻疹流行りの危険性」についてお話しさせていただきました。

今年に入り麻疹が流行りつつあります。当クリニックでも問い合わせが増えており、3月13日には福岡県医師会から注意喚起もでています。それに伴い、ワクチン接種者も急増しています。麻疹の感染力は極めて強く、感染経路としては空気感染、飛沫感染、接触感染です。麻疹に感染すると風邪のような症状(発熱、咳、鼻水など)からはじまり、その後39℃以上の高熱や発疹の症状が現れます。肺炎や中耳炎を合併しやすく、免疫がないとほぼ100%発症するといわれています。予防としてはワクチンの接種です。2回のワクチン接種で約99%感染を防げます。まずは母子手帳などで、ご自分が抗体を持っているか確認してください。それでもわからない場合は、自費で血液検査をし、抗体があるか調べることができます。この機会に麻疹に限らず、ご家族を病気から守るためにもご自分の抗体のステータスを確認しましょう。

 

 

 

2024年1月26日(金)RKB タダイマ!に院長が出演しました!

今回は「ヒートショック」について詳しくお話しさせていただきました。

ヒートショックは、急激な温度変化によって、急に血圧が下がり脳卒中などを引き起こします。最悪、死に至ることもあるため注意が必要です。ヒートショックが起こる場所としては、浴室、トイレ、ベランダ、ゴミ捨てなどのちょっとした外出でも部屋との温度差でヒートショックは起こりうるので、上着を着るなどの防寒対策が大事です。また、入浴前の対策としては、常温の水か白湯をコップ1~2杯飲んで水分補給し、暖房器具で脱衣所を温めたり、入浴前にお風呂場のドアを開けシャワーでお湯を出して暖めたりすると、温度差を感じにくくなります。お風呂の温度も40℃以下で10分ほどにおさめましょう。睡眠不足も高血圧につながるため、ゆっくりと休養をとり、気温の急激な変化に注意して、対策や工夫をしながら寒さを乗り切りましょう。

 

 

2024年1月22日(月)FBS 福岡放送に院長が出演しました!

今年は、暖冬で気温が高く過ごしやすい日が多いですが、強い寒気が入り急激に気温が下がると、寒暖差で体調不良になる方が増えるのではと心配しています。免疫力も落ち風邪も引きやすくなりますし、当院でも発熱などを訴える患者さんがさらに増えると思われます。

この時期、さらに心配しているのが、いわゆる「ヒートショック」です。入浴時などに、寒い脱衣所から急に熱いお風呂に入ったりすると、寒暖差で脳卒中や心臓病を起こすことがあり、最悪の場合、命に関わります。対策としては、暖房器具で脱衣所を温めたり、入浴前にお風呂場のドアを開けシャワーでお湯を溜めたりすると、温度差を感じにくくなります。また、飲酒後の入浴も血管に負担がかかりヒートショックの原因となりますので、止めていただきたいです。気温の急激な変化に注意し、対策や工夫をしながら寒さを乗り切りましょう。

 

 

 

 

 

2024年1月16日(火)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

福岡県では、年末からインフルエンザ注意報が発令されていましたが、当院の発熱外来では、年が明けてからもまだまだ多くの方が発熱を訴えて受診に来られている状況が続いています。最近は、インフルエンザと新型コロナが同時に流行しているような印象を受けます。新型コロナ感染状況が落ち着いてからは、コロナ陽性者の方がいない日もありましたが、今は毎日3、4人は陽性者が出ている状況です。検査を受けられた方の10分の1ほどが新型コロナ陽性と診断されています。コロナ渦前の日常が戻りつつある日々ですが、今後も感染症流行の波は続くと思われますので、引き続き感染対策に努めていただきたいです。

 

 

 

 

 

2023年11月16日(木)TNC 記者のチカラ に院長が出演しました!

今回も増え続けているインフルエンザ感染についてお話しさせていただきました。福岡県ではインフルエンザが大流行していて、この時期としては異例の7週連続で「インフルエンザ注意報」が発表されています。当院でも例年春には落ち着くはずのインフルエンザが、夏場も続き、そのまま今シーズンに突入。特に今月から患者数が急増し、現在、発熱外来の半数それ以上がインフルエンザの方で、あまりに多く、検査をお断りすることもあります。また、一度インフルエンザにかかっても、別の型にかかるケースも多いため、もうしばらくはインフルエンザに注意が必要だと思います。予防としては、ワクチン接種や手洗い、マスク着用など基本的な感染対策をとっていただきたいです。インフルエンザ予防接種、そのほか検査のことなど気になることはご相談ください。

 

 

 

 

 

2023年10月4日(水)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

10月から新型コロナウイルス感染症の治療費の公費負担が減額され、患者さんの自己負担が増えることになりました。新型コロナ感染者の数自体は減少してきており、当院でも、1日最大20人確認された8月に比べ、先月下旬以降は1日5人以下となっています。感染が落ち着きつつある中でも、必要な患者さんには、治療薬の服用をおすすめしていますが、自己負担が増えることでの”薬控え”が出てきています。公費負担だった9月までは、1日に5、6人以上処方していましたが、10月になって一気に処方がなくなったということから、症状があっても少し我慢して服薬しない方が増えてきていると考えられます。この”薬控え”によって、治療すべき患者さんの病態が悪くなってしまうケースが出てくるのではないかと心配しています。新型コロナの抗ウイルス薬はしっかりと効き目がありますので、症状が出ている方は我慢せずに、服用して治療していただきたいと思います。

 

 

 

 

 

2023年9月11日(月)NHK ロクいちに院長が出演しました!

今回も、依然増え続けているインフルエンザ感染についてお話しさせていただきました。当院でも、現在1日30人ほどがインフルエンザの検査で受診に来られているような状況です。例年に比べ早い時期に、インフルエンザの流行が認められているのは、新型コロナの流行以来、検査をして発熱の原因を探るという患者さんや医療機関が増えてきて、今まで隠れていたインフルエンザ感染者を拾い上げているのもあるのではと考えています。

インフルエンザは、小学生、中学生などの学生さんとそのご家族で感染するケースが多く見られます。今年は、例年以上にインフルエンザの流行が懸念されますので、基本の感染対策の手洗い、うがい、マスク着用に加え、ワクチン接種で予防を取っていただきたいです。

当院では、今月から、インフルエンザ予防接種の予約を開始いたしました。予約希望の方も増えてきていますので、ご希望の方はお早めにお問い合わせください。

 

 

 

 

 

2023年9月4日(月)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

当院の発熱外来では、お盆休み明けから、受診される患者さんが増えてきています。最近では、新型コロナの陽性者に次ぎ、季節外れのインフルエンザ陽性者の患者さんが目立つようになってきました。新型コロナの流行前は、この時期インフルエンザの患者さんはほとんどいらっしゃらなかったので、やはり例年より増えてきている印象です。新型コロナの検査と一緒にインフルエンザの検査を希望される方が増えてきているためではないかと考えられます。これから気温が下がる時期にかけて、インフルエンザの感染者はどんどん増えて、薬剤不足の心配も出てくるのではないかと懸念しています。まだまだ油断せずに、人混みの中などでは感染対策を取りながら過ごしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

2023年8月21日(月)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

熱中症対策として、水分補給はなくてはならない対策の一つですが、間違った方法で水分補給をしてしまうと水中毒になってしまうこともあるので、要注意です。特に、炎天下の中で作業をしている方は、大量に汗をかき、水分を一気に摂ってしまうということもあるかもしれません。そこで注意していただきたいのが、水だけを大量摂取することで、水中毒になってしまうということです。2リットルくらいの水を一気に飲んでしまうと、急激に血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下してしまい、吐き気やめまい、筋肉痛、重症なケースでは意識障害、腎不全で透析が必要になるという患者さんもいらっしゃいます。やはり、真夏の水分補給は、ナトリウムを含むスポーツドリンクや経口補水液などで、上手に塩分も摂っていただきたいです。そして、一気に飲むのではなく、400~500mlずつをこまめに飲むのが一番良いですね。

また、前回もお話ししましたが、味噌汁には出汁にも味噌にも塩が使われているので、熱中症対策としてもおすすめです。朝食の1杯の味噌汁は、特に午前中からたくさんの汗をかいて作業される方などには、熱中症予防として非常に効果的だと思います。

 

 

 

 

 

2023年8月18日(金)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

夏も真っ盛りの暑い毎日が続いていますが、皆さん、熱中症などの体調不良でお悩みではないでしょうか?夏は、食欲も落ちがちで、朝食をあまり食べないという方もおられるかもしれません。今回は、そういう時こそ、朝食をしっかり食べることで熱中症対策になるというお話をさせていただきました。

人は、寝ている間にも汗などで約600~700ccの水分を失っていると言われています。寝ている間に失われた水分を補給せずに、炎天下の中へ出て行くと熱中症のリスクが高まります。熱中症対策としても、朝食は白米や味噌汁などの和食で、水分と塩分をしっかり摂るといいですね。まだまだ続く暑い夏を乗り切るためにも、是非心がけてみてください。

 

 

 

 

 

2023年7月20日(木)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

7月の2週目以降、発熱患者さんが急激に増えており、当院の発熱外来も逼迫してきています。先月末に比べると、患者さんの数は8倍増で、1日に40人を超える日は受診をお断りする時もある状況です。患者さんの半数はコロナ陽性となっており、去年の夏頃のピーク時と同じくらいの波が来ている体感があります。しかも、5類引き下げ以降、検査を受けられない方も多いので、実際の患者さんはもっと多いと思われます。

夏休みに入り、外出される機会も多くなるこの時期、今後もまだまだ増えていくのではないかと懸念しています。まだまだ人が多く集まる場所ではマスク着用が望ましいですし、手洗いうがいなどの基本的な感染対策を取りながら、夏休みを過ごしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

2023年6月22日(木)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

当院では、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられてから現在も発熱外来を続けていますが、コロナ陽性の方は、最近また少しずつ増えてきており、1週間に10人は必ず陽性者が出るような状況です。一方で、発熱していても、検査をしない方も多くいらっしゃいます。スタッフや院内感染を防ぐためにも、風邪症状のある患者さんの診察では、コロナ患者さんだというつもりで対応しています。相変わらず、高齢者の方や基礎疾患をお持ちの方には重症化リスクの高い感染症ですので、然るべきときにしっかり感染対策を取ることを意識していただきたいです。

 

 

 

 

 

2023年6月2日(金)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

今年は、全国的に梅雨入りが早く、九州北部でも天気の変動が大きい日が続いていますね。運動会などの練習をしている学生さんを中心に、体が暑さに順応していないこの時期の熱中症患者さんが、やはり増えています。天気が良く気温が高い日は、皆さん自然と暑さ対策を取られると思いますが、意外に、曇りで湿度の高い日も、熱中症になりやすいことをご存知でしょうか。湿度が高いと、汗が増えても蒸発しにくく、自分でも気づかないうちに熱中症になってしまう場合があります。湿度の高いこの時期は、喉の渇きを感じる前に、意識的に水分を摂るようにしてくださいね。

 

 

 

 

2023年5月16日(火)RKB タダイマ!に院長が出演しました!

今回は、5月の熱中症対策についてお話ししました。5月は、真夏日が少しずつ増えてくる時期で、体が暑さにまだ慣れてない状態です。この時期だからこそ、熱中症に注意していただきたいです。

 

具体的な対策としては、外出時、水やお茶などを携帯し水分補給をまめにしていただくことと、体の表面の温度を逃がすことが大切です。また、室内での熱中症患者さんも非常に多いため、暑いと感じる場合、湿度が高い場合は、我慢せずに適度に除湿や冷房を使っていただきたいです。

 

 

 

 

 

2023年5月15日(月)RKB タダイマ!に院長が出演しました!

当院では、GW前0人だったコロナ陽性者も、GW後は1日に2~3人と徐々に増えてきています。5類移行後はコロナ症状の医療費は自己負担となったため、症状があっても検査を希望されない患者さんも半数いらっしゃいます。のどの痛み、鼻水などの風邪症状がある方で、たまたま検査して陽性だったというケースもあります。検査はせず風邪のみの診療を希望される方が増えていますし、受診せず自宅療養のみの方も多いと思われ、水面下で感染が拡大している可能性が考えられます。当院の発熱外来は、一般患者さんと動線を分け対応しておりますので、症状のある方はご相談ください。

 

 

 

 

 

2023年5月8日(月)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

今日から、新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行されました。しかし、今日の午前中だけでも6人の患者さんが発熱外来を受診されました。まだ完全に落ち着いたとは言えない現状ですが、5類移行後についてのお話をさせていただきました。

 

5類へ移行したことで、PCR検査は公費ではなく患者さんの自己負担となり、診療報酬や補助金が少なくなるため、医療機関にとっても大きな影響があります。当院では、2020年10月開院以来発熱外来を続けてきましたが、今後もしばらく発熱外来を続けていく予定です。5類へ引き下げられたとは言え、重症化リスクが下がった訳ではなく、糖尿病や高血圧などの重症化リスクの高い患者さんとの動線を分ける必要があると考えています。

 

5類移行に伴い、今後は新型コロナ患者に対応できる医療機関が増えることが期待されますが、今までコロナ対応していなかった医療機関にとって、診療報酬やスタッフの教育などの問題を乗り越えることはハードルが高く、今まで通りの患者さんの受け入れ方を続けていく医療機関も出てくるのではないかという懸念があります。

 

当院としても、今まで通り発熱外来を継続しながら、患者さんに安心して受診していただけるよう、医療を提供していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

2023年4月19日(水)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

先週は、急に気温が上がり、半袖で過ごせるような夏日となりましたね。この時期から梅雨にかけて増え始めるのが、「熱中症」です。私たちは、暑さを感じた時、本来であれば、発汗の時に皮膚の毛穴が開く、心拍数を上げるなどして体にこもった熱を蒸散させているのですが、急に暑い日が続くと、体に暑さが慣れてないため、自律神経やホルモンバランスが取れず、熱を下げるメカニズムが急に順応できない状態となってしまいます。この時期の熱中症対策として、「暑熱順化」というのに気をつけていただきたいです。暑熱順化とは、暑さに体が次第に慣れていくことです。適度なストレッチや運動、入浴などで、発汗させたり毛穴や血管を開かせるようなことを、日頃からやっていただくと、体が暑さに順応しやすくなると思います。まだまだ気温差のある日が続きますので、気温に合わせて対策を取りながら元気に過ごしていただきたいです。

 

 

 

 

 

2023年2月9日(金)FBS めんたいワイドに院長が出演しました!

年末年始からの新型コロナ感染者増加のピークは落ち着き、1月末から急激に減少傾向にあります。しかし、相対的にインフルエンザの患者さんが増加しています。主に、学校や幼稚園で流行していて、受診される患者さんが多いですね。新型コロナの感染拡大が始まった3年前から、インフルエンザが流行しなかったため、インフルエンザに対する免疫が落ちている人が多いことに加え、インフルエンザのワクチン接種率が従来より減ってきていることが、3年ぶりのインフルエンザ流行の原因となっていると考えられます。重症化を防ぐためにも、今まで通りインフルエンザワクチンの接種はおすすめしたいと思います。ワクチン接種について、詳しくはスタッフへお尋ねください。