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喉頭がん

喉頭がんとは、のどぼとけ周辺の器官にできる悪性腫瘍のこといいます。喉頭は、気管の入り口にあり、食べ物が気管に入らないようにする役割と声を出す役割があります。喉頭がんは、がんのできた場所によって、声門がん・声門上部がん・声門下部がんに分けられます。比較的に50~60代の男性に多く発症します。胃カメラの検査でたまたま発見されるケースも珍しくなく、食道や胃に重複がんがないかも検査することをおすすめします。
喉頭がんは、早期発見・早期治療ができれば声を失う可能性も低くくなるため、のどの違和感や変化を感じたら、医療機関を受診するようにしましょう。また、喫煙や飲酒の習慣がある場合は、定期的な検査を受けることが大切です。

症状

風邪と似たような症状が現れますが、下記のような症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 声のかすれ
  • のどの違和感
  • 飲み込みづらさや痛み
  • 痰に血が混じる
  • 息苦しさ
  • 長引く咳
  • 首の腫れやしこり など

原因

喉頭がんの主な原因は、喫煙と飲酒です。長期間喫煙の習慣があって、多量の飲酒も習慣となっている人は、発症リスクが高いといわれています。

検査

胃カメラ検査、血液検査などを行い、場合によっては、のどの専門領域となる耳鼻咽喉科での精密検査も視野に入れて行います。検査中に疑わしい病変が発見された場合は、その組織を採取し、病理組織検査を行い確定診断します。また、がんの広がりや大きさを確認するためにCT検査やMRI検査などを行います。

治療

がんの進行具合や患者さんの状態などによって、薬物療法、放射線治療、外科的治療(手術)、化学療法を組み合わせて治療方法が決められます。手術で喉頭を全摘出すると今まで通りの声は失いますので、患者さんとご家族、医師がしっかり話し合うことが大切です。術後は、発声訓練や嚥下機能などのリハビリが必要になります。しかし、先に述べましたように、早期に発見されれば、声を失うことなく完治が望める病気です。生活習慣を見直し、初期症状のサインを見落とさないように、気になる症状がある場合は早めに受診・検査をしましょう。