2023年8月21日(月)TNC 記者のチカラに院長が出演しました!

熱中症対策として、水分補給はなくてはならない対策の一つですが、間違った方法で水分補給をしてしまうと水中毒になってしまうこともあるので、要注意です。特に、炎天下の中で作業をしている方は、大量に汗をかき、水分を一気に摂ってしまうということもあるかもしれません。そこで注意していただきたいのが、水だけを大量摂取することで、水中毒になってしまうということです。2リットルくらいの水を一気に飲んでしまうと、急激に血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下してしまい、吐き気やめまい、筋肉痛、重症なケースでは意識障害、腎不全で透析が必要になるという患者さんもいらっしゃいます。やはり、真夏の水分補給は、ナトリウムを含むスポーツドリンクや経口補水液などで、上手に塩分も摂っていただきたいです。そして、一気に飲むのではなく、400~500mlずつをこまめに飲むのが一番良いですね。

また、前回もお話ししましたが、味噌汁には出汁にも味噌にも塩が使われているので、熱中症対策としてもおすすめです。朝食の1杯の味噌汁は、特に午前中からたくさんの汗をかいて作業される方などには、熱中症予防として非常に効果的だと思います。

 

 

 

 

 

2023年08月28日