2024年5月9日(木)KBC シリタカ!に院長が出演しました!

今回は「新型コロナウイルス感染症の5類移行後の治療費と現状」についてお話しさせていただきました。

例年内科系のクリニックでは4~5月は患者数は減少傾向にあります。しかし現在、発熱に関する問い合わせや風邪症状(せき、のどの痛み、嘔吐、下痢など)で例年より多く患者さんが来院されています。なぜ今患者数が多くなっているのでしょうか?それはコロナ禍で様々なウイルスに対する免疫力が低下したと考えられます。

今まで政府の負担で無料で受けれていたPCR検査も自己負担となり、ウイルスや細菌を特定させる検査自体を希望しない患者さんも多いため、風邪という診断結果が多くなっています。「風邪でたいへんだった」「せきが出てたいへんだった」と詳しく検査すると陽性だったということがあります。自己負担にはなりますが、新型コロナのみのPCR検査は3割負担で約2,600円、新型コロナ+インフルエンザは3割負担で約3,000円となります。負担額は大きいですが診断確定につながりますので、検査を受けることをおすすめします。また新型コロナの治療薬も政府の補助がなくなり自己負担が2万円近くかかりますが、後遺症になりにくいといわれていますので、高齢者や危険リスクのある方には有効だと思います。

何よりまずは感染しないように、手洗い、消毒、マスク着用で基本的な感染対策を心がけましょう。何か症状でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

2024年05月15日